ブルーグラス館店内2自分に合ったウクレレを選ぶなら、品揃えが豊富で、気軽に相談にのってくれる専門スタッフのいる店に行くのもいいでしょう。
今回編集部が足を運んだクロサワ楽器お茶の水駅前店ブルーグラス&ウクレレ専門館は、楽器の街としても有名なお茶の水にあり、品揃えが豊富で、初心者からベテランまで各々のニーズを満たしてくれるスタッフのいる専門店です。
map御茶ノ水駅からすぐですが、入り口はちょっと分かりにくいかもしれません。JR御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口を出て明大通りを明治大学方面へ進み、クロサワ楽器お茶の水駅前店ビルの手前路地を左折すると、右手に看板と入り口があり、階段を上ると店内へ入れます(詳しい行き方がお店のホームページに写真入りで紹介してあります)。
ブルーグラス館店内10明るい店内には、アロハシャツや星条旗、レコード盤などがディスプレイされていますが、壁一帯に所狭しと並べられたウクレレ、バンジョー、マンドリンは圧巻です。
今年創業60周年を迎えるクロサワ楽器が、2014年6月から新設したブルーグラス&ウクレレ専門館ならではの品揃えでしょう。

スタッフの面谷さん「ウクレレに関しては、日本製から中国製、ハワイ製まで、品数を多く並べています。ただし使い勝手の悪いものは置いていません(笑)。ちなみにバンジョーは、アメリカ人のお客さんもビックリするほどの品揃えで、世界じゅう探してもここまで並べている店は少ないんですよ」と、ブルーグラス&ウクレレ館スタッフの面谷峻太朗さん(写真)。
「お客さまには、まず楽器を手に取っていただくようにしています。弾けないから、値段が高いから、という理由で触らない方もいますが、実際に持ってみて、楽器の雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。また、スタッフがその楽器を弾いてみせて、生音を聴いていただくようにも心がけています。スタッフは相談相手なので遠慮なく何でも聞いてください」
KAMAKA HF-1 スタンダードここお茶の水店で良く売れるウクレレのメーカーは、カマカだとか。
「カマカは、ウクレレのトップメーカーとしての職人気質が強く感じられるブランドです。なかでもオススメは、KAMAKA HF-1 スタンダード(写真)」
編集部がHF-1をポロンと弾かせてもらうと、ウクレレを見に来ていたお客さんから「ホッとする音がしますね」との声が。
「初心者の方ならとにかく音重視! ポロンと出た音が気持ち良いかどうかです」と面谷峻太朗さん。
「初めての方でも、まずはウクレレに触れて、スタッフと相談しながら好みの音を探してみてください。弾いたことがなくても、遠慮なく色々なウクレレに触れてください」
そんな面谷さんが今注目しているのは、カマカのウクレレを使ってレコーディングしたハーブ・オオタ・ジュニアの新作CD『My ‘Ukulele World』。2016年4月リリース予定で、カマカ・ウクレレの音色に期待しているそうです。(取材&写真:吉岡研一郎)

●クロサワ楽器お茶の水駅前店 ブルーグラス&ウクレレ専門館
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2
TEL:03-3293-5626
http://www.kurosawagakki.com/sh_ocha/bguk/index.html

ブルーグラス館入口1

明大通りから、クロサワ楽器お茶の水駅前店の手前角を左折すると見えてくる入り口

ブルーグラス館入口2

入り口に看板があります