2016.5.10

ウクレレ基礎練習:Cのポジションで弾く「ドレミの2オクターブ・スケール」

メロディを弾くときのために知っておきたい「ドレミ」。ここでは、Cのキーで、通常のウクレレでいちばん低い音──3弦解放の「ド/C」から、1弦15フレットの高い「ド/C」まで、2オクターブにわたる「ドレミファソラシド」を弾きながら、指のエクササイズを行います。行きの上昇メロディでは1弦で上昇しますが、帰りの下降メロディでは、途中から2弦と3弦も使います。

フレットを押さえる左手指は、前出の「クロマチック・スケール」同様、「1フレットにつき1指」が基本です。scale_1
まずは図①のローポジションで、人差し指→1フレット、中指→2フレット、薬指→3フレット、小指→4フレット、という各指の担当を守り、3弦で「ド/C」(解放)「レ/D」(中指)、2弦で「ミ/E」(解放)「ファ/F」(人差し指)「ソ/G」(薬指)、1弦「ラ/A」(解放)を弾きます。
scale_2続けて図②ハイポジションに移動します。2フレットに人差し指を置いた「2フレット・ポジション」で「シ/B」(人差し指)「ド/C」(中指)「レ/D」(小指)を。
scale_3続けて図③の7フレットに人差し指を置いた「7フレット・ポジション」に移動して「ミ/E」(人差し指)「ファ/F」(中指)「ソ/G」(小指)を。

scale_4そして図④で「12フレット・ポジション」に移動して「ラ/A」(人差し指)「シ/B」(薬指)「ド/C」(小指)と弾けば、2オクターブ上の「ド/C」に到達し、上昇メロディが終わります。
ここまでで重要なのは、左手は「弾き終わった指も弦から放さない」というルールを守って弾くこと。そうしていればこの時点で、図④の「ラ/A」「シ/B」「ド/C」をすべて押さえた状態になっているはずです。
下降メロディでは、そのまま図④のポジションで「ド/C」、小指をはがして「シ/B」、薬指をはがして「ラ/A」が弾けます。このあとも、各ポジションで「指を押さえた状態から弾き始める」というルールを守りながら「7フレット・ポジション」に戻って図⑤にあるように「ミ/E」(人差し指)「ファ/F」(中指)「ソ/G」(小指)を押さえた状態から指をはがして「ソ/G」「ファ/F」「ミ/E」と下降します。
scale_5ここから下降メロディは2弦、そして3弦へと移動します(図⑤)。先ほどと同じ「7フレット・ポジション」で2弦に移動し、「シ/B」「ド/C」「レ/D」を押さえた状態から指をはがして「レ/D」「ド/C」「シ/B」、続けて「7フレット・ポジション」で3弦に移動し、今度は人差し指で「ソ/G」、薬指で「ラ/A」を押さえた状態から指をはがして「ラ/A」「ソ/G」を弾きます。
scale_6最後に図⑥、2弦の「2フレット・ポジション」で、「レ/D」(人差し指)「ミ/E」(薬指)「ファ/F」(小指)を押さえた状態から指をはがして「ファ/F」「ミ/E」「レ/D」、そして最後は2弦解放の「ド/C」に着地します。
なお、右手は親指で弦をはじいて1本下の弦で指を止めるようにし、一音ずつしっかり音を出しましょう。

<それでは、実際に映像を見ながらやってみましょう。

〈ここがポイント!〉
●弦を押さえる左手指は、「1フレットにつき1指」で担当を割り当てることで、美しいフォームを保てます。
●上昇メロディでは「弾き終わった指を弦から放さない」、下降メロディでは「指を押さえた状態から弾き始める」。
●ポジションを移動するときは、音が途切れないように速やかに移動。目線を、人差し指の移動先ポジションにもっていくといいでしょう。
●弦をはじくほうの右手は、小指や薬指をボディ表面サウンドホールの下、くびれの近くにあてて、手の位置を安定させます。
●メトロノームに合わせて、音符の長さを均一にするよう頑張りましょう。

(監修/おもたにせいじ・トイズミュージックスクール主宰)