TERUがオススメするCDは、新世代のウクレレプレイヤーとして大活躍中のジェイク・シマブクロ『My Life』と、60年代のハワイアン低迷期と言われる時代を支えたカハウアヌ・レイク・トリオ『Best Of Kahauanu Lake Trio Vol. 1』の2枚! 楽器本来の音を引き出す「Finger Bowing奏法」を駆使するウクレレプレイヤーである彼に、その魅力を語ってもらいました。

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1枚目は、ジェイク・シマブクロの『My Life』。このアルバムに収録されている「Hula Girl」を聴かなければ僕のウクレレライフはなかったと言っても過言ではありません。常に僕が初心に返れる、そんな曲って感じです。曲自体の難易度も高くないのでこの曲からウクレレを始めたという人も多いのではないでしょうか。ウクレレソロが好きな人には確実にオススメの1枚です!

また、僕にはハワイアンソングを好きになったきっかけの曲があります。それが2枚目に紹介するカハウアヌ・レイク・トリオの『Best Of Kahauanu Lake Trio Vol.1』に収録されていた「Pua Lili Lehua」。お店のBGMとして流れていたのを偶然耳にして、ウクレレもやっていなかった昔の自分がハワイアンミュージックに抱いていた「単調」というイメージを覆した1曲です。美しいメロディー、ハーモニーそしてレベルの高い演奏…、すべてに心を打たれました。名盤が多くありますが、まずはベスト盤を聴いてみて下さい。「Pua Lili Lehua」、これほど美しい曲を僕は知りません。(TERU)

jake

Jake Shimabukuro  bnr_itunesamazon
『My Life』
(2007年 / SMJ(SME)(M) )

 

 

kahauanulaketrio Kahauanu Lake Triobnr_itunesamazon
『Best Of Kahauanu Lake Trio Vol.1』
(1995年 / Surfside)