ハワイ島コハラ在住の3人組、その名もKohalaは、アコースティック・ギター3本による美しいサウンドを届けてくれるインストゥルメンタル・グループ。チャールズ・ブロットマンのガット・ギターに、ルパート・トリップ・ジュニアとチャーリー・リカイドのスチール弦ギターが絡まり織りなす音色は、コハラ地方の風景をそのまま音に反映させたと高く評価され、ナホクハノハノ賞を始め数多くの賞を受賞。現在も精力的に活動を続けています。

Kohalaが90年代末に発表した同名アルバム『コハラ』が、その頃ハワイ島を訪れていたギタリスト“おもさん”こと、おもたにせいじの耳に触れたとき、彼の中で日本でもこんな風景を描ける3人組アコースティック・ギター・グループを作れたら、という衝動が駆け巡ったのです。そこで試しに、おもさんがサウンド・プロデュースを手がけていた企業向けのハワイ映像作品で、ギタリストの松本ノボルさんと村瀬恭久さんを起用し、スラックキー・ギターによる緩やかで心地良いBGMを制作。これが、おもたに、松本、村瀬の3ギタリストによるImage of Hawaii結成へとつながったのです。

2002年にはインディーズよりミニ・アルバムでデビュー、2003年にはメジャーからのデビューに伴いグループ名を略称の「IMEHA」に改名。2006年までにメンバーチェンジを経ながら5枚のアルバムを発表したIMEHA。ハワイの伝統的なチューニング奏法であるスラックキーを操りながら、ハワイの心地良い風を運ぶように、日本に癒やしの時空間を作り出していったグループです。

kohala

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『Kohala』
(1998 Palm Records)

 

 

imeha

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『Aloha Time』

(2003 ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

 

 

hawaiianfingers

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『Hawaiian Fingers』

(2006 ヤマハミュージックコミュニケーションズ)